<言語聴覚士(ST)とは>


 コミュニュケーションや食べる障害に対応

脳卒中後の言語障害(失語症、構音障害)や聴覚障害、ことばの発達の遅れ、声や発音の障害など、ことばによるコミュニケーションの問題は多岐にわたります。

 

 

言語聴覚士はこうした問題の本質や発現メカニズムを明らかにし、対処法を見出すために検査・評価を実施。必要に応じて訓練、指導、助言、その他の援助を行う専門職です。さらに医師や歯科医師の指示のもと、嚥下訓練や人工内耳の調整なども行います。

日本言語聴覚士協会より引用


<STになるには>

・文部科学大臣または都道府県知事が指定する養成校を卒業し、国家試験受験資格を取得

・高校卒は3~4年制学校へ、大卒は2年制過程の養成校を卒業すると受験資格取得できる

・国家試験は年1回2月に実施。200点満点中120点以上で合格となる。

  →言語聴覚士国家試験概要


<言語聴覚士の活躍の場>

STは様々な所で活躍している

医療:病院(リハビリテーション科、耳鼻咽喉科、小児科、形成外科、口腔外科など)

福祉:障害福祉センター、小児療育センター、通園施設など

介護:老人保健施設など

学校:通級者指導教室、特別支援学校(聴覚障害・知的障害・肢体不自由)

保健:保健所など